一般的な中・小物乗合での対象魚と時期を解説します。
乗合船の場合、釣る魚を限定して出かけることは特に有りません。
基本的に胴付き仕掛けのサビキかエサ釣り、小物の五目の2つのスタ
イルのどちらかです。
その時期にその場所で釣れる魚を釣るのが基本です。
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※おわび※
2010年以降、ほとんど知多出船の乗合船に乗っていませんので、 予約方法、釣り物、料金等の乗船システムなどが大幅に変更されていろかと思います。
必ず船宿にご確認ください。
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2月中頃から4月の初め頃までがカレイ五目、それ以降で7月ぐらいまでがキス五目となります。
初期のカレイ五目の場合、大型のアイナメも釣れてきます。
ただ、カレイは回遊魚ではないので釣られてしまうと居なくなってしまい、釣れなくなります。
初期のキス釣りはやや深場まで出かける場合が有ります。
この場合も大型のアイナメが期待できます。
5月の中になりますと浅場中心の釣りとなり、カレイ(けっこう大きい)、カサゴ、
メバル、メゴチ、チャリコ等文字通り五目釣りが楽しめます。
釣り方はキス天秤にカレイ仕掛け、キス仕掛けで、エサは石ゴカイや青虫を使います。
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1年中釣れますが、春は大・中アジ、夏場は中アジ、冬場は小アジとなります。
大アジの場合は伊勢湾の外から神島まわり、中アジは神島まわりから伊勢湾の真中あたり、
小アジは師崎の堤防のすぐ外から湾内一帯を釣ります。
荒天で湾外に出られないような場合は、湾内での釣りとなります。
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仕掛(中・大アジ用)けとオモリ |
コマセとカゴ |
サシエ(イサザ、コウナゴ) |
釣り方はアミエビをコマセとする胴突きサビキ。
大アジ釣りの場合はサビキ針に冷凍イサザや冷凍コウナゴなどのサシエを使います。
小アジ釣りの場合、サビキの付いていない金針を使うこともあります。
時として、イワシの大群に当たることもあります。
マイワシ、カタクチが100やそこら、すぐに釣れてしまいます。
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冬季の釣りとなりますが、良型が釣れるのは1月あたりから3月ぐらいまでです。
釣り方は胴付き仕掛けとなります。
エサはモエビ、冷凍イサザ、冷凍小ハゼ、冷凍コウナゴなどが配られます。
特にイサザはメバル釣りには欠かせないエサですので、活イサザを持参される方も見えます。
釣り場は大型の場合は伊良湖水道や神島まわりの釣りとなります。
釣果が悪い場合、または食いが落ちた場合はカサゴ釣り、アジ釣りに変更される場合が有ります。
仕掛けのサビキやコマセなどは船内で無料で配られます。
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春から夏への移り変わりの時期、5月中頃から6月いっぱいが良型が釣れます。
釣り方は胴付きサビキでの釣りとなります。
出船してポイント到着後の10投あたりまでが勝負です。
釣り開始ご2時間もすれば、ほとんど釣れなくなってしまいます。
朝のジアイを逃すと、運が悪いとサバの大群がやって来てイサキ釣りにならない状態になります。
ですから、釣り場到着の1時間に可能な限り釣り上げて下さい。
釣り場は伊良湖水道を出て30分から1時間走った大山沖と呼ばれる所まで出かけます。
悪天候で伊良湖を出られない場合はイサキ釣りはあきらめなければいけません。
ジアイが終わりイサキが釣れなくなったら、アジ釣りに変更されます。
仕掛けはイサキ用のサビキで行いますが、仕掛けを変える場合は船内で無料で配られます。
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初夏から盛夏にかけての釣りです。
5月下旬から6月頃に大サバが回遊して来ますので、それに合わせて釣ります。
盛夏になりますとカツオ(ソーダガツオ)もやって来て、勝手に釣れて来ます。
釣り方は太仕掛けの胴付きサビキでの釣りとなります。
出船してポイント到着後、サバが居さえすればガンガン釣れて来ます。
群れの濃さにもよりますが、40cm級があっと言う間に30本以上釣れ、
早帰りと言うことさえ有ります。
釣り場は伊良湖水道を出て30分から1時間走った大山沖と呼ばれる所まで出かけます。
40cm級が2本も掛かったらサオを立てれないほど引きずりまわされます。
おかげで船内はオマツリが多発。
仕掛けを解いてるのも時間の無駄ですから、ひどいオマツリの場合は仕掛けを切った方が良く、
そのため乗船前に船宿で仕掛けを購入してくのが良いかと思います。
サバは釣ってすぐに首を折ってシメます。
非常に体力の要る釣りです。
盛夏にやってくるカツオはサバ以上にやっかいです。
40cm級が弾丸のように泳ぎまわり、それが何本も仕掛けに食いついてきます。
サオを立てれないのは言うまでも有りませんが、サバ以上に大オマツリが発生し、
釣りどころでは無くなってしまいます。
私の経験では5人いっぺんにマツったことさえ有ります。
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白魚ブレンドのコマセ |
マサバ |
ソーダカツオとイシモチ |
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秋から始まる釣りで、活ウタセエビを使った五目要素の多い釣りです。
20〜30cm前後の塩焼きサイズのマダイを釣ります。
その他、大きなイシモチが釣れてきます。
釣り方は胴突き仕掛けのエサ釣りとなります。
釣り客が少ない場合、一番下のオモリを付けるスナップにチヌ針3号ハリス3号で
40cmほど針を出し、活ウタセを1匹掛けすればマゴチも釣れます。
釣り場は伊良湖沖から伊良湖水道あたり、または神島のまわりとなります。
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釣り物が少なくなる12月ぐらいからメバルが釣れ出すまで行われます。
カサゴは1年を通して釣れますが、釣り物の少ない冬季を中心に釣っています。
冬季の釣りでは20〜30cm前後の良型が釣れます多少は釣れます。
年中釣っていますので、良型が少なくチビカサゴばかり釣れるのも難点です。
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カサゴ用胴突き仕掛け |
メバル用の仕掛けでもOK |
エサのモエビ |
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たまにメバルも釣れますが、小さな型ばかりです。
釣り方は胴突き仕掛けのエサ釣りとなります。
エサは冷凍小ハゼ、冷凍イサザ、魚の切り身などが配られます。
釣り場は伊良湖沖から伊良湖水道あたり、神島のまわりから伊勢湾全体となります。
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9月以降に行われます。
この時期になるとキス乗合を底物五目に変更する船宿が多くなりました。
対象魚はカワハギ・小ダイで運(?)しだいでマゴチ・マダカも釣れます。
冬に近づきカワハギ・小ダイが釣りづらくなると、本格的な底物のカサゴ・メバル
となります。
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