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砥ぎのコツ
砥石の砥面は真ッ平にしておく。
鎬(しのぎ)を砥石の砥面にピッタリと着けた状態で砥ぐ。
早く砥ぐ必要なし、ゆっくりと包丁を動かしても砥げる。
向こう側へ滑らす時に力を入れ、力をぬいて手前に引き戻す。
プロの職人さんが「シュッ、シュッ」とリズム良く包丁を砥いでいるのを真似ねて早く砥ごうとすると、
鎬が砥面から浮き上がり刃先の角度が変わったりします。
慣れるまでは、時間よりも正確さに重点をおいた方が得策です。
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ココが鎬(しのぎ)です |
鎬(しのぎ)をピッタリと砥石にくっける |
実際に砥いでいる最中の包丁の押さえ方ですが、
鎬全体を砥石に押さえるけるようにして、包丁を前後させます。
これがまた結構難しく、慣れるまでは押し出す方向に力をかけてしまいます。
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悪い例 |
良い例 |
早く包丁を動かすと、押さえている指の力の掛かり具合が真下ではなく斜め前方になってしまいます。
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